エンコーダの種類

G25/G27、Driving Force GT では、ステアリングの検知を行うのに、光学(オプティカル) ロータリーエンコーダというセンサを採用しています。

これは、光源と光センサの間に回転する 格子円盤 を通し、光センサに届く光の明るさで回転を検知するものです。

厳密には異なりますが、この 格子円盤 のことを当方ではエンコーダと呼んでおります。

このエンコーダには スロット (穴) が開いており、交換時にはこのスロットの数が同じものを選択する必要があります。

G25 は 60スロット のものしか存在しませんが、G27, Driving Force GT には、30スロット のエンコーダを用いたものが存在します。

後期型の一部が30スロットのものを採用しておりますが、これは恐らく、スロット数を減らすことで、スロット部の樹脂を太くし、強度を持たせることで、持病であるセンターずれの対策を行ったものと思われます。

ただ、用いていた材質や構造の問題から、根本的な解決には至らなかったようです。

エンコーダーが割れてしまうと、回転位置の検知を正確に行うことができなくなり、センターずれの症状が起こります。

現在当方では、金属製エンコーダー への交換を行うことで、修理及び再発の対策を行っております。

ご希望の方は、お問い合わせページ より、是非お気軽にお問い合わせください。

(分解のご経験のある方はご注文の際にスロット数の指定をいただけますと、スムーズにお取引ができます。ご協力のほど宜しくお願い致します。)

 

ちなみに、G29 では 従来のオプティカルエンコーダを廃止し、ホールセンサ方式エンコーダ へと変更されています。

G29 Driving Force Racing Wheelは、磁場を使ってホイールの位置を検出する、長持ちし、信頼性の高いホール効果ステアリング センサーを特徴としています。(公式HPより)

 

「じゃあこのセンサに換えればいいじゃないか!」と思いつかれる方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながら、完全に設計が変更されており、互換性が全くと言っていいほど存在しないため、G25/G27にこのセンサを使用することはできません。

8 thoughts on “エンコーダの種類”

  1. G27をこの度購入した者です。
    センターずれが良く起こるとのことで、故障に備え、金属製のエンコーダの部品を考えています。
    取り寄せは可能でしょうか? ※分解はまだしていないためスロット数は後日確認してみます。

    1. 大村様。
      コメントをいただきましてありがとうございます。
      取り寄せのみでの対応も承っております。
      スロット数をご確認いただいた上で、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
      宜しくお願い致します。

      1. 返信ありがとうございます。
        分解した結果がわかりましたので、問い合わせフォームより
        文面を送信させていただきました。
        よろしくお願い致します。

  2. エンコーダが割れてしまい、金属製のエンコーダを考えています。お取り寄せは可能でしょうか?スロットは60slotです。
    また、お値段なども知りたいのでよろしくお願いいたします

    1. 鴨志田様。
      コメント頂きありがとうございます。
      上記コメントにも記載しております通り、取り寄せのみでの対応も承っております。
      お手数をお掛けしますが、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
      宜しくお願い致します。

    2. 鴨志田様。
      フォームよりお問い合わせ頂きありがとうございます。
      メールアドレスが間違っているか、当方からのメールが受け取れない設定となっているものと思われます。
      お手数をお掛けしますが、ご確認の程、宜しくお願い致します。

  3. コメント失礼します
    先日G27を購入したのですが、センターズレになってきてしまっていて30スロットの金属製エンコーダを取り寄せて頂きたいのですがだいたいいくらぐらいになりますでしょうか?

    1. 鈴木様。
      2018年1月3日現在では、30スロットのものにつきましては、4,900円 (送料込み) にて販売しております。
      また、ご注文頂く際には、お手数をお掛けしますが、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
      宜しくお願い致します。

Comments are closed.